大阪医科大学が偏差値約70、兵庫医科大学は約65、川崎医科大学が、約62.5です。
大阪医科では、昨年国試験の合格率が、100%でした。大阪医科の進級会議は、国試の合格発表に行われます。ということで、今年の大阪医科の留年率は、低い状態です(大医の昨年の留年人数は、1年が5人、2年が5人、4年が1人、6年が3人程度です。)
ところが、兵庫医科大学、川崎医科大学では、留年は大変なことになっています。つまり留年率は、基本偏差値と合致するということです(ここでは川崎医科大学は省きます。)
今回は、兵庫医科大学の進級がどれだけ厳しいか、の説明をしたいと思います。
兵庫医科大学であは、上のクラス、下のクラスとクラス分けされます。
上のクラスはよいのですが、下のクラスでは、夏休みにも、強制授業が行われます。しかもお金を取られます。
人数的に言うと、昨年1年から2年の進級でも、13人が留年しています。これは、化学、物理、生物などの一般教養科目で落としているわけです。つまり基礎学力が足りていないことを表します。
当予備校の生徒では、兵庫医科大学の生徒さんの指導を以前より多く実施してきました。多くは、同一学年の留年を繰り返して、今年留年すると退学・放校になるというシビラなものです。当予備校は、スタートして15年以上経ちますが、入塾して、今までのところ、全ての生徒を無事に進級させています。これは当予備校専属のプロ講師の指導のレベルが高いこと、退学するとどれほどまずいか、などを最初にお話しして、納得頂き入塾して頂いているからです。そのような方には、週2程度を個別授業を取って頂き、解説→演習→過去問を解かせ、添削→暗記項目のチェックまで実施しています。ここまでしないと、自主性だけに任せていては、ダメです。
医学部で退学になると、本当に潰しがききません。ご自分の人生です。しっかり考えて、慎重に行動して下さい。