私立医大は、基本成績階層に対してのサポートが手厚いのが特色です。
しかし、近年の国家試験対策動画サービスや医療技術の向上に伴う国家試験の難化に伴い、サポート用に作られる定期試験のもともと講師の好みによる国家試験レベルを逸脱した問題が許容されるようになったきたと感じています。
特に関西医大や大阪医大などの中堅私立医大において、この傾向が強くなっており、学生に必要以上の負荷がかかっていると考えています。
国家試験の合格率の計算方法が変わり、卒業保留の意味が無くなりますが、今後逸脱したレベルの問題が5回生以下に降りかかるのではないかと危惧しています。
下級生時点での基本的な疾患の理解が、レベルを逸脱した問題により、疎かになってしまわないことを強く願うばかりです。